昔々、人の排泄物を畑の肥料にしていた時代、

「貧乏長屋の肥えは効かない」

と言われていたそうです。

もともと食べ物が貧しい上に、その乏しい中から絞りとるように栄養を吸収したからでしょうね。

今、日本は、よほどのことでなければ食べ物には苦労しない、幸せな世の中ですが、

案外、我々の排泄物を分析してみると、食べたものが胃腸をほとんど素通りして、

入れたものの成分≒出したものの成分

なんてことになってはいないかな、と思いました。

池波正太郎の子供時代の食べ物の覚書を読んでの感想です。