最近公開された映画の影響もあり、

昔のロックバンド

”Queen”

が再び注目されたようです。

残念ながらその映画を観ていませんが、

オールドファンも納得の内容だったようですね。

私がQueenの音楽に触れたのは、

小学校六年生の時、

突然ラジオから流れてきた

“The March Of The Black Queen”

でした。

DJの方の

「それでは、Queenの ざ まーち おぶ ざ ぶらっくぃーん」

という声の調子まで覚えているほど、

ラジカセで録ったテープを何回も聴いたものでした。

当時、私は、姉の影響でカーペンターズ、ジョン・デンバーなどを聴いていましたので、

それらと比べてQueenの音楽のあまりの強烈さに驚いたのでした。

同じ頃、幼なじみのスミダくんが、高校生のお兄さんの影響で、

「キング・クリムゾン知ってる?」

などと言っていましたが、

なんだか「おいしそうな名前」くらいにしか思わなかったのですから、

別に本格的にロックをわかっていたわけじゃないと思いますが、

思うに、彼らのコーラスの厚さ、美しさ、

ブライアン・メイの弾くギターの

小6の幼子の心をどこかに連れ去ってしまうような音色

それから一曲の中でいろいろと変化する曲調

あたりに惹かれたのだと思います。

さて、時は流れて、いつ頃だったか、彼らが

“Crazy Little Thing Called Love”

を発表した時、

エルビス・プレスリーみたいなその曲が

あまりに自分のQueenのイメージと違いすぎて、

「ああ、Queenも終わったな」

なんて生意気にも思っていたわけですが、

それから先も彼らの活動は第一線で続きました。

まあ素人の聴衆の保守性とはそんなものでしょう。

そして、今になって思うのは、

Queenが、かの曲を発表するときの気持ち。

今までのような曲では満足できなかったのだろうし、

自分たち音楽性に自信もあったでしょうけれど、

やっぱりリスクを冒すドキドキ感は

あっただろうと思うのです。

でも進む、進まないでいられない。

なんのために?

かっこよくいえば、

己の魂を燃やすために。

Queenを思い出す時、

いつも思うことです。