本日は、年に一度、一般の方に整体、人体力学をご紹介するイベント、

「井本整体 秋の東京セミナー」でした。

整体を通じて一般の方と交流することには、

毎年、新たな発見があります。

このたびも、同じグループに、

大腿骨骨折して以来、正座ができない、

という80歳代の女性がいらして、

最初は椅子に座っていらしたのですが、

本日のプログラムの一つとして

「肋骨挙上の体操」

を数回行なった途端、

「あれ?座れるわ」

ということであっけなく正座ができるようになりました。

肋骨から股関節、腰椎、

それから膝を含む下肢全体への影響が及ぶことは

もちろん人体力学から説明はできるのですが、

それにしても見事なものです。

その方と付き合いの長い指導者の方にお聞きすると、

感受性がとても細やかで敏感、

その上にとてもがんばり屋だそうで、

大腿骨骨折後のリハビリも

担当医が

「こんなに筋肉がたくさん巻いていては、ボルトが外せない!」

と驚くほど、懸命にやられたそうです。

やはり治ろうとする強い意志、

そのための具体的な動きを自ら始め、そして継続する力

これが「治る体」を造る大切な要素なのだな、

と再認識した次第です。