さあ、こちらをご覧の皆さん、ナマハゲになったつもりで、

大声で言ってみましょう。

「朝っぱらから寝でる子はいねぇがぁ!」

もし、ご家族で普段と違った生活に慣れることができずに、

朝からだらだら寝そべっているような方が居たら、

さっそくどやしつけて、

横のものを縦にして、

縦になったらちょっと移動させ、

移動できたら、着替えさせ、

ほんのご近所でも良いので、散歩でもしてみましょう。

なんでこんなことを言うかというと、

これがもっともかんたん、

誰にでもできる

「肺炎予防」

だからです。

「ベッド肺炎」

という言葉があるように、

ベッドに同じ姿勢で横に寝たままでいると、

下になった部分の肺が動きにくくなるので、

呼吸をしていても、

肺のその部分には新鮮な空気が入らず、

よどんでしまいます。

また、肺にもリンパが流れているので、

動かせば動かすほど、

免疫系が活発に働くというわけ。

外に出るのがどうしても辛い、

ということなら、ベッドから起きて、

テープルに座り、

ちょっとご家族とお話をしたり、

一人なら友達に電話をかけてもいいし、

テレビを観て、

大声で笑ったり(推奨)

政治家の発言に不満をぶつけてみたり(非推奨:でもどうしても我慢できないときはしょうがないね)

こんなことも肺を動かすことになります。

誰も居ないところで鼻唄を歌う、なんて最高です。

ナマハゲごっこもいいかも。

そんなことで、

最近は家にこもりがちで、

自慢の舌の動きがイマイチの母に、

電話でシリトリをしよう、

と提案したら、

「そんなことに余計なエネルギーは使いたくない」

と拒否された息子がお伝えしました。